本日は、このブログのタイトルにありますとおり、“宇宙法シンポジウム”にまつわる話題です。
といいますと、宇宙法研究部会とは関係がないように聞こえてしまうかもしれませんが、本日の部会で宇宙法シンポジウムに関する打合せを行いましたというご報告になります。
我々が所属している第一東京弁護士会は、今年で創立100周年記念を迎えるのですが、その記念行事の一つとして、我が宇宙法研究部会が主催する“宇宙法シンポジウム”が開催されることとなりました。
話は少し脱線しますが、我々弁護士は、必ずいずれかの「弁護士会」に所属しなければ弁護士業務を行うことができません。
そして、弁護士が加入すべき弁護士会は、各弁護士が籍を置く、法律事務所の所在地の弁護士会であり、神奈川県の弁護士であれば神奈川県弁護士会に、埼玉県の弁護士であれば埼玉弁護士会に加入することとなります。
もっとも、東京には、我々が所属している第一東京弁護士会のほか、東京弁護士会と第二東京弁護士会があり、その3つの弁護士会の中から選択して所属することができます。
もともとは東京弁護士会一つだけだったようですが、喧嘩別れして飛び出した弁護士たちが第一東京弁護士会を作り、その後、東京弁護士会と第一東京弁護士会があまりにも仲が悪かったので、第二東京弁護士会が作られて仲裁に入った…といった歴史があると聞いたことがあります。ただ、私自身、文献などにあたって歴史を確認したことはありませんので、上記の話が事実であるのか否かは定かでありません。
まぁ、どのような歴史があるにせよ、それは100年ほど昔の話ですので(上記のとおり、我が第一東京弁護士会は創立100周年を迎えます!)、現在、東京の3つの弁護士会の間に遺恨や揉め事などあるはずもなく、各弁護士会は、力を併せて、社会正義の実現に邁進しているといえます。
さて、話を元に戻します。
詳しくはチラシをご覧いただきたいのですが、宇宙法シンポジウムが5月27日(金)午後1時~午後4時まで、ウェビナーで開催されることになっており、本日の宇宙法研究部会は、通常のスケジュールとは異なって、宇宙法シンポジウムの事前準備に当てられました。
宇宙法シンポジウムの当日は、外部の著名な先生方や実務家の方々をお招きし、基調講演とパネルディスカッションを実施する予定となっています。
基調講演については、その内容はご講演をしていただく先生方にお任せすることとなりますので、運営側としては、基本的に時間管理に気を配っておけばいいということになります。
他方、パネルディスカッションは、宇宙法研究部会員の大島弁護士がモデレーターを務めることとなっているのですが、パネラーの方々の自由な議論を皆さまの前でご披露する関係上、そこには特別な配慮や準備が必要となります。
自由な議論とはいっても、まとまりのない内容になってしまっては意味がありませんので、聴衆の皆さまにとって有益な時間となるためにはどのような準備や進行を心がけるべきなのかということについて、本日の宇宙法研究部会では部会員の間で精緻な議論が行われました。
大島弁護士を始め、宇宙法研究部会員の弁護士たちは、私を除いて(残念!)、皆さんびっくりするくらい優秀は方ばかりですので、本日の議論も極めて濃密な内容でしたし、有益な意見が飛び交っていました。ですので、当日のパネルディスカッションも、お聴きになる皆さまにとって、間違いなく有益な時間になるものと確信しておりますし、私自身、大変楽しみにしています。
ウェビナーはどなたでも参加可能です。
ただ500人の定員に達してしまった場合には、ご参加いただけませんので、ご興味がおありの方は、早めにお申し込みいただければと思います。