★親権

 

未成年の子のいる夫婦が離婚をする場合、夫婦のどちらが親権を取得するのかを先に決める必要があります。

 

では、夫婦のどちらが親権を取得することになるのでしょうか?

 

この点については、夫婦の意思を基本としつつも、双方が親権の取得を望んだ場合、熾烈な争いになることも少なくありません。

 

最終的に夫婦のどちらが親権を取得するかはケース・バイ・ケースなので断定的なことは書けませんが、一般論としては、妻(母)が親権を取得するケースが多いといえます。

 

これは、夫がそもそも親権の取得を希望しないケースだけでなく、強く希望しているケースであっても、最終的には妻が親権を取得することが多いという意味です。

 

とりわけ、子が幼ければ幼いほど、その傾向は強いように思います。

 

つまり、夫が親権を取得することは、よほどの事情がない限り、現実問題としては難しいという印象です。

 

とはいえ、離婚事件の中には、夫が親権を取得しているケースも皆無ではありません。

 

・親権の取得は厳しそうだが、なんとかならないか?

・親権の取得は大丈夫だろうと思っているが、相手が強く希望しているため心配。

 

というような方は、ご自身のケースでどの程度親権を取得できるか(奪われないか)ということについて、その見立てを弁護士に聴いてみるのもいいと思います。

 

もちろん、弁護士の見立てもその時点での推測に過ぎませんから、絶対そうなるということではありませんが、経験豊富なプロの推測と一般の方の推測では、その精度が異なることは明らかです。

 

よろしければ、無料相談等を利用して、ご相談なさってみてください。