
皆さん、無事にご帰宅されましたでしょうか。
今夜から明日にかけては、関東で久しぶりの大雪のようです。
今22時過ぎなのですが、すでに相当積もっていますから、明日の朝が心配ですね。
明日の出勤や外出の時に、転倒してお怪我などなさらないよう、くれぐれもご注意ください。
さて。
今回の大雪に際して、4年ほど前に大雪が降った時のことを思い出しました。
まだ街の至るところに雪が残っているようなタイミングで行った、川越でのある日の法律相談についてです。
ご相談の4割程度が、積もった雪の重みでカーポート等の屋根がつぶれ、下敷きになった自動車が壊れてしまった、といったものでした。
もちろん、最近作られた新しいものの場合、潰れることはないのでしょうが、少し古くなっているものについては、やはり雪の重みに耐えられないということもあり得るわけです。
こういうケースで壊れた自動車の損害を誰が負担すべきかは状況によって異なりますので、一概にはいえませんが、“降雪”という自然現象の結果ということを考えますと、基本的には自動車のオーナーがご自身で負担することになる可能性は高いといえるでしょう。
そうだとすると、ご自身の車庫(駐車場)に不安があるようでしたら、大雪が降るという予報が出た時点で、面倒でも安全なところに移動させておいた方が無難かもしれませんね。