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恩師の言葉

 

日々、様々な人とふれあい、あるいは、様々な情報に接していますと、自分にとって、とても勉強になる言葉や勇気づけてくれる言葉などに出会います。

 

しかし、ある言葉を聴いて、そのときは感銘を受けたり、心に刺さったりした言葉であっても、そのままにしておいたら、時間の経過とともに忘却の彼方になってしまいます。

 

そのため、私は、そういった貴重な言葉はツィッターの裏垢に保存し、時間を見つけては眺めるようにしています。

 

 

今日は、私が保存している「言葉集」の中から、私の恩師に頂いた言葉の一つをご紹介したいと思います。

 

「目の前の仕事に感謝するという、当たり前のことを忘れるな。」

 

私がまだ司法修習生だった時に、「弁護士とはかくあるべき」という強烈な弁護士像を私に植え付けてくださった恩師の言葉です。

 

日々の弁護士業務に忙殺されておりますと、一つ一つの問題にはきちんと対応しつつも、どこか心に余裕がなくなり、「感謝する」という気持ちが薄くなっている自分に気づくことがあります。

 

そんなときにはツィッターを開いて恩師の言葉を読み返し、弁護士としての原点に立ち返るようにしています。

 

この「感謝する」という気持ちをもち続けてさえいれば、弁護士として、さらにいい仕事ができると思いますし、依頼者ともいい関係を続けていけると信じています。

 

弁護士という職責の大きさを自覚しつつ、「感謝」の気持ちを忘れずに、明日からも目の前の仕事に集中していきたいと思います。

 

 

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