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宇宙法も成り行きか。

 

本日は、今年初めての宇宙法研究部会(第一東京弁護士会の総合法律研究所内に設置されています。)に出席してきました。

 

部会の定例報告等が終わったあと、東京大学大学院工学系研究科教授(工学博士)の中須賀真一先生から、超小型衛星の現状や宇宙データの利活用等について、国際動向なども踏まえたお話をお聴きすることができました。

 

中須賀先生は、日本の宇宙工学分野における第一人者ですが、今日はそのような超一流の先生から直接お話を聴けただけでなく、その後はお昼ご飯までご一緒させていただきましたので、朝から知的好奇心が満たされる時間を過ごすことができました。

 

宇宙開発と宇宙産業はこれから発展させていくべき分野であり、その発展によって、人類がますます繁栄していくことを考えますとワクワクするのですが、残念ながら、我々弁護士は科学技術の側面ではなんの貢献もできません。

 

ですから、せめてその科学技術を使う際のルール(宇宙法)の構築には関われるようしたいですし、その際には、全ての人が公平にこの分野から導き出される利益に与れるような仕組みを考えていきたいと思っています。

 

 ・・・などと、すこしエラそうに書いてみましたが、私がこうやって宇宙法に関わるようになったのも、実際のところ、いわば“成り行き”といえます(司法研修所時代の同級生から誘われて、ノリで参加したのがきっかけでしたので。)。

 

ですので、私が、この先、宇宙法についての造詣を深めることができましたら、弁護士の“得意分野”がいわば“成り行き”で形成されることを紹介しました、昨日のブログの一例ということになります。皆さん、注意して見ておいてください(笑)。

 

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