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オリンピックの裏話

 

弁護士という仕事は、裁判や交渉のために事務所を離れて活動している時間が多いのですが、それと同じくらいか、それ以上に、書面を作るため机に向かっている時間が必要となります。

 

集中して仕事をしていますと5~6時間くらいはあっという間に過ぎてしまいますが、見方を変えますと、その時間は座り続けて同じ姿勢をとっていることになります。

 

そういう生活が続きますと、当然、身体のどこかが不調を来たしてくるのですが、私の場合、特に腰が辛くなります。

 

そこで定期的に身体のメンテナンスをするのですが、施術をお願いしているトレーナーの先生は、先日まで熱戦が繰り広げられていた平昌オリンピックに、ある選手の専属トレーナーとして帯同していらっしゃいました。

 

そのため、今日は久しぶりに施術を受けてきたのですが、そのときにある裏話をお聴きしましたのでご紹介します。

 

選手村では、長期間の滞在に備えて洗濯機が自由に使えるようになっており、そこには、洗剤も備えつけられていて、関係者の皆さんは自由に使えるそうなのです。

 

ただ、その洗剤は、どの洗濯場にも同じものが置かれているため、選手村にいる皆さんは、ほとんど同じ洗剤を使って洗濯をすることになるらしいのです。

 

そのため、選手村では、どこにいっても皆さんの衣服の香りが同じになっていて、ちょっと気持ち悪いくらいだったそうです。

 

確かに、かなりの大人数が集団生活をしているところで、皆同じ匂いがしている、部屋や建物が同じ匂いで満たされている、エレベーターも同じ残り香になっているというのはちょっと・・・かもしれませんね。

 

私などは、毎日の熱戦をテレビで観戦していただけですので、まさか選手村でそんな状態になっているとは想像もできないわけですが、どんなことにも裏話はあるものです。

 

私の身体をメンテナンスしてくださる先生は、オリンピック選手が信頼しているトレーナーさんですから、腕が確かなことはいうまでもないのですが、私とは同世代ということもあり、いつも楽しく話がはずみます。

 

洗濯の匂いの裏話は会話の中のほんの一部のことで、今日は、その他に、スポーツの世界の問題や現状など、関係者でなければ分からないことを色々お聴きすることができました。

 

どの世界でも、トップレベルで活躍されている方のお話には含蓄があり、とても勉強になります。これからも、こういうご縁を大切にしていきたいと思います。

 

 

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