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久しぶりの宇宙です。

 

思えば、前回のブログからずいぶん時間が経ってしまいました。

この間、想像もしなかったウィルス問題が発生し、世の中は一変してしまいました。

皆さま、ご無事でお過ごしだといいのですが。。。

 

我々弁護士も、これまでと同じように活動することはできなくなり、関係者の健康を守りながら、少しずつの活動となっております。

弁護士会での会合も、今までのように、会議室に一堂に会して行うことは難しくなりました。そのため、本日久しぶりに行われた「第一東京弁護士会 総合法律研究所 宇宙法研究部会」はウェブ会議での開催となりました。

 

私の所属している第一東京弁護士会では、Zoomの導入よりも先に、Googleのシステムを導入しておりましたので、本日はそちらを使って行われましたが、ZoomでもGoogleでも使用感はあまり違いがないように思います。

もちろん、細かい仕様は異なるのでしょうが、ただ会議に参加する身としては、どちらも使い勝手は悪くありません。ちなみに、裁判所の手続きではマイクロソフトのTeamsが使われています。

  

こういう文明の利器を使わせていただく度に“すごい時代が来たもんだ”と感心してしまうのは、私の年齢が為せる業でしょうか(苦笑)。

ウィルス問題がきっかけとなり、こういったウェブ会議システムも大分普及したように思いますが、世の中、何がきっかけとなり、どう変化していくのか、先を読むことは難しいですね。

ならば、気持ちだけはいつもフラットにして、目の前の変化に柔軟に対応していく、という気構えだけはもち続けて行きたいと思います。

 

さて、ここにきてやっと本題ですが、字数の関係で端的に。

 

本日の宇宙法研究部会では、月の磁気異常の問題などのほか、宇宙資源の開発とそれに関連する条約や国内法等をテーマに発表が行われました。

 

宇宙資源開発の分野では、近時、各国がしのぎを削っているわけですが、そうしますと、あらゆるところで利害衝突を招くことになります。そのため、その調整弁として、条約や法の整備が必要となってきますが、本日の発表では、そういったものの現状と今後の課題等が端的にまとめられていて大変勉強になりました。

  

久しぶりの宇宙法研究部会は、最新の情報を得られただけでなく、知的好奇心が満たされて楽しい時間でした。