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今日は盛りだくさん

 

本日は宇宙法研究部会に参加してきました。いつもどおり部会員による調査報告が行われましたが、今日のテーマは「宇宙ファイナンス」というものでした。

 

宇宙法研究部会員は全員弁護士ですが、普段取り扱っている業務はそれぞれであり、「ファイナンス」を扱っていない弁護士も多くいます。かくいう私も、その一人です。そのため、調査報告を担当された先生は、そもそも「ファイナンス」とはどういうものなのかというところから出発して、宇宙ビジネスとファイナンスの関係について詳細にご報告いただきました。

 

宇宙ビジネスは、例えば、人工衛星の打ち上げを考えればわかるとおり、多額の資金を要する場合が多いといえます。他方で、地上のビジネスとは大きく異なり、不慮の事故や予想外の出来事により、ビジネス自体が頓挫してしまうリスクも小さくはないでしょう。このような特色のある宇宙ビジネスにおいて、その資金をどのようにして集めていくか、これが「宇宙ファイナンス」の問題になります。

 

「宇宙ファイナンス」は、資金拠出の目的となる宇宙ビジネスの内容に応じて「エクイティ」と「デッド」を使い分け、当該のビジネスごとに適切なスキームを選択して行くようですが、普段、こういった分野の仕事をしていない私としましては、とても刺激的な内容でした。今日の調査報告は、本当に知的好奇心を満たされる、素晴らしい報告でしたので、こういったお話を聴くことができる宇宙法研究部会の有益性を改めて実感することができました。

 

ところで、宇宙法研究部会は、以前の記事でも触れましたとおり、部会長の高取由弥子弁護士が中心となって発足・運営されている部会なのですが、

 

あれ?

高取弁護士?

 

と、立ち止まってくださったあなた。そうです!その通りです!

 

前回の記事で取り上げました、「子ども・親・男女の法律実務」の編集者代表の、あの高取弁護士です! 

 

 

同弁護士が極めて優秀であることも、すでにお伝えしているとおりなのですが、それに加えて、彼女の行動力は群を抜いています。「子ども・親・男女の法律実務」のように、多人数の弁護士が共同執筆する書籍の編集担当者は、原稿のすべてに目を通して調整しなくてはなりません。しかも、今回の書籍は460ページを超す大部ですから、その作業はとても気が遠くなるような膨大な作業量です。

 

しかし、高取弁護士は、日々の超多忙な業務と並行して、編集代表者としての作業も行っており、その仕事の速さと正確性は、控えめに見ても超一流だといえます。そして、そのような弁護士としての姿勢は、彼女が所属している法律事務所の事務局(事務員さん)の対応にも表れています。

 

私は、何か連絡をする必要がある時には、まず、高取弁護士の所属する涼和綜合法律事務所に電話をするのですが、その連絡を取り次いでくださる事務局の皆さんが、とても迅速・的確に対応され、かつ、丁寧に接してくださるので、いつも有難く思っています。

 

法律事務所によっては、残念ながら、事務局の対応が雑であったり、不愛想であったりしてがっかりすることもあるのですが、涼和綜合法律事務所の事務員さんたちはそれとは正反対で、とても優秀でいらっしゃることがひしひしと伝わってくるわけです。

 

自分が依頼者だったら、こういう事務所にお願いをしたいものです。

 

おっと。

 

うちの事務所(弁護士法人ポート)の事務局も、涼和さんに負けず劣らず、なかなかなものですよ^^

 

・・・ということを最後につけ加えさせていただきましょう(笑)

 

 

今日のブログは、宇宙法研究部会と「子ども・親・男女の法律実務」の二つの話題を取り上げましたので分量が多くなってしまいました。

 

最後までお付合いをいただきまして、ありがとうございました。